塾や学童のような場所は、家と学校以外のサードプレイス(第3の居場所)と呼ばれます。
人は成長過程で色々な自分を見つけていきます。
家にいるときの自分、学校にいるときの自分。好きなゲームに熱中している自分。運動会で一等賞を取って褒められた自分。学校で同級生になじめなくて寂しい思いを抱いている自分、など、経験を重ねるごとに色々な自分ができていきます。
子どもには、思春期に特有の劣等感情があります。サードプレイス(第3の居場所)はこんな中でも、安定した自分でいたり、新しい自分を見つけたり、といったことのために役立ちます。
プラットのような場所は子どもにとってのサードプレイスである一方で、保護者に対しては「セカンドオピニオン」のような機能もあると思います。
「学校の先生からこんなことを言われたのだけど、どうしたら良いかわからない」
「病院に通い続けているが、通うことにどんな意味があるのかよくわからない。でもなくなるのも不安な気もする」
例えば、このような親御さんの声があります。
学校の先生から言われたことというのは、保護者にとってはとても大きいことです。言われたことに親としてどう対応したらよいのか、どう捉えたらよいのか、悩まれる方が多いのも実情です。
そのようなときに、私たちに話してくださることもあるのですが、聞いた立場としては、 「先生もそんなに考えずに言ってしまったのだろうな」と感じるようなことも多々あります。
このような場合をはじめ、様々な形でご家庭の解釈や対応に別の視点を加えることが出来ます。例えば、日ごろの出来事・様子に対して私たちの解釈を伝えたり、他のお子さんの事例を伝えたりといった形です。
ご家庭のサポートをする存在としても、ぜひご活用いただけたらと思っています。
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