運営団体について
市川市で40年以上、ひとり親家庭や学校に行っていない子どもたち、そして発達障害の子どもたちとその家族に寄り添った学習環境をつくってきたNPO法人ダイバーシティ工房が運営しています。
「どんな背景を持っていても受け入れられる社会」を目指し、学習支援だけではなく、地域や行政、学校と連携し、大人も子どもも安心して過ごせるまちづくりに取り組んでいます。
運営施設一覧
自在塾 じざいじゅく
不登校や発達障害など高校進学に不安がある中学生向けの少人数制学習塾です。
https://www.jizaijyuku.com/
スタジオplus+ スタジオプラス
発達障害をもつ小中学生向けの個別学習教室です。
(市川中央教室・市川駅前教室・本八幡教室・船橋教室・瑞江教室(東京都))
https://www.st-plus.org/
にじいろおうちえん
軽度の障害があるお子さんやパートや求職中など認可保育園に入りづらいご家庭が優先して利用できる保育園です。
https://www.nijiiroouchien.com/
そらいろおうちえん
千葉県市川市の認可保育園で、定員が15名の小規模保育所です。
https://www.sorairoouchien.com/
地域の学び舎「プラット」
誰でも気軽に立ち寄れる一軒家コミュニティスペースです。カフェや駄菓子屋、無料の学習支援教室など大人も子ども気軽に立ち寄り過ごせます。
https://www.plat-diversitykobo.com/
こどもと家庭の総合相談まどぐち「むすびめ」
生活をする上でのちょっと誰かに話したいこと、知りたいこと、どこに相談していいかわからないことについて、情報をお伝えしたり、一緒に考えたりする窓口です。内容や年齢にかかわらず、だれでもつかうことができます。
https://www.musubime-diversitykobo.org/
自立援助ホーム「Le Port(ル・ポール)」
千葉県市川市にある自立援助ホームです。15歳~20歳までの女の子が暮らしています。学校に通いながら、仕事をしながら安定した生活を送り、社会で自立していく力を付けるためにサポートします。
https://www.leport-diversitykobo.org/
中長期シェルター「Le Phere(ル・ファール)」
千葉県市川市にある中長期シェルターです。15歳~25歳くらいの女性が一時的に暮らすことができます。落ち着いた環境で暮らしながら、この先についてスタッフや支援者が一緒に考えます。
法人概要
-
名称:特定非営利活動法人ダイバーシティ工房
-
設立:1976年(2012年法人化)
-
所在地:〒272-0034 千葉県市川市市川1-9-1 AKIOビル4階
-
代表理事:不破牧子
-
職員数:約100名
-
事業内容:学習支援・放課後等デイサービス(千葉県市川市・船橋市・東京都江戸川区に6拠点運営、生徒数約300名)・コミュニティスペース運営・保育園運営(千葉県市川市)・自立援助ホーム運営・中長期シェルター運営・LINE相談事業運営
-
WEBサイト:http://diversitykobo.org
スタッフ紹介
児童発達支援管理責任者
大野 隆司(おおの たかし)
1953年生まれ。立命館大学卒。
40年間中高の英語教諭として勤務。
私が教員生活の中で大切にしてきたものは、子どもたちの成長を願う気持ちです。
子どもたちは、それぞれの資質や能力、家庭環境や成育歴などによって、置かれている状況はさまざまですが、適切な支援があればどの子も必ず成長していけるものです。
その確信こそ、教育の仕事に携わる私の根底にあるもので、私の教育実践の基礎となっています。
私は長い間教員としてたくさんの子どもたちと接してきましたが、退職に際し、これまでの経験を生かして今後も教育に関わる仕事に携わり、子どもたちの成長に寄り添い、少しでも社会の役に立ちたいと強く思うようになりました。
今の社会状況のなかで、さまざまな要因から「生きづらい」という思いを抱えている子どもたちがたくさんいます。
そういった子どもたちに、一人一人に合った適切な学習の機会を提供し、一人の人間として「自立」していけるように全力でサポートしていきたいと思います。

武笠 隼士(むかさ はやと)
北海道出身。中核地域生活支援センターで相談員として1年間出向後、現職。社会福祉士。実用英語技能検定準1級。
「強く指示されるのが嫌だった」
「決まったスケジュールでみんなと同じように動くのが苦手だった」
たくさんの子どもたちと関わる中で、このような声をきいてきました。
”わかってくれない”
”でもそんな自分が周りに迷惑をかけていることも申し訳ない"
そんな経験の積み重ねが、色々な形で表れてきます。
将来のこと・学校のことなど、大人から見ると心配ごとはつきませんが、子どもにとっては、自分の考えを聞いてくれる、自分の感じ方をわかってくれる、というところから関わりが深まると考えています。
限られた時間ではありますが、お兄さんのような近しい存在として、お子さんの自立に向けて伴走していくことができればと思っています。
それぞれのペースで一歩ずつ、進めていきましょう。

宮坂 奏子(みやさか かなこ)
社会福祉士。大学卒業後、高齢者の入居施設で介護職員を経験。
2019年、ダイバーシティ工房入職。
スタジオplus+、放課後等デイサービス、無料学習教室の現場の学習支援を担当。
つまづいている分野を基礎から学びなおしていくだけでなく、得意なことをより一層伸ばすことで、「できること」を増やしていきたいと思っています。
自分に合った学習の方法を一緒に考え、少しずつ積み重ねていくことを大切にしています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

金戸渉(かねとわたる)
東京外国語大学卒業。2020年ダイバーシティ工房入職。放課後等デイサービス「プラット」にて学習支援を担当。中高教員免許。
学校や地域で生きづらさを感じている人たちの支えになりたい―。
私の原動力になっているのは、このよう想いです。
現在、学校現場において、たくさんの方々が努力を重ね、様々な課題の解決に取り組んでいます。
しかし学校教育がどれだけ良くなっても、学校という環境に馴染めない子どもたちというのは必ずいると思います。
馴染めないこと自体は決して悪いことではないのに、
「私は何か間違ったことをしているんじゃないか」
「僕はみんなに迷惑をかけているんじゃないのか」
と肩身の狭い思いをしている子どもたちがいます。
でも大丈夫です。
私たちは、そんな子どもたちの気持ちや考えを受けとめて、
安心して過ごせる場を用意しています。
次のステージへステップアップするための力をたくわえる場所として、
ぜひご活用ください。

他、お問い合わせ・カウンセリング担当スタッフが在籍しています。