検索
  • 地域の学び舎「プラット」

学校生活における周りの子との関わり方についてのご相談

更新日:10月19日


Q:学校の先生から休み時間にいつも一人で過ごしているのが気になっていると言われました。確かに、周りの子との関わりがほとんどなく、どうするべきか悩んでいます。


A:どうしていつも一人で過ごす状態になっているのか、本人がそのことについてどう感じているのか、といったことが個別の状況としてありますので、状況次第で対応が異なってくると思いますが、本人が気にしていないのなら、今は問題として捉えなくても良いかもしれません。


もちろん、人との関わりを通して様々なことが得られるということはありますし、短期的に見ればそういった機会が失われるということがあるとも考えられます。


一方で、本を読む・アニメを見る・ゲームをするなど、一人で過ごす時間を通して反対に、自分自身の世界観が築かれたり、知識が身に付いていったりといったプラスの変化も大いにあります。現時点ではその部分をポジティブに捉え大事にするということも、有用な考え方です。


フランスの社会学者ピエール・ブルデューによると、経済資本と社会関係資本(例えば家族や友人知人などの人間関係)、文化資本(例えば知識や経験、スキルなど)の3つは相互に転換することがあるものであるとされています。


例えば、一人でばかり過ごしていても、その時間を通して好きなことの知識が深まれば、そのことを通して他の人との関わりが出来てきたり、一緒に話したり何かをしたりしたいという気持ちが高まってきたりもすると思いますし、その経験自体が将来の役に立つかもしれません。


その子なりの順番やタイミングというものがありますので、大きな問題がなければそれを尊重するというスタンスでいるということも重要なあり方であると思います。


でも、もしかしたら本当は関わりを持ちたがっているということもあるかもしれません。もしそのようであれば可能なタイミングで背中を押してみることや、不安な気持ちが強いようでしたら、プラットのような小ぢんまりとした場所に通ってみるということも、1つの手かもしれませんね。

39回の閲覧0件のコメント